読書力を読みました
宝物探しの一環として、「本が読みたい」と思うようになり、即 本を読みました。
「やりたいときが始め時」です。
なんでも「やろう、やりたい」と思ったら、即 行動に出るタイプです。でないと自分に甘えて、ダラダラと後回しに・・・そして、なかったことにすることが多いダメ人間なもので(;´・ω・)
小学生以来の読書で何を読んでいいやら悩みました。
そこでインターネットで「おすすめ 読書」などのキーワードで検索して、色んな本を探してみました。
その中でこの「読書力」に出会いました。
読書することの意味から考える自分にとっては、運命のような出会いでした。
大人になってから、こういう新書的な本を手に取って最後まで読了したのは初めてかもしれません。
ましてや内容が今の自分が求めていたようなことが書いていたからです。
私が求めていたような内容とはこうです。
"本を読むことで対話力はアップする"
その真意的な部分は
" 矛盾しあう複雑なものを心の中に共存させること"
" 思考停止せず、他者をどんどん受け入れていく柔らかさ "
" 自分から積極的に意味を理解しようとする姿勢がなければ、読書にはならない "
というところに現れているような気がしました。
いずれも人と接するときに必要な要素だと思うのです。
最後の1点は私にも多少ありますが、前者2点は私の苦手とする部分です。
何か引っかかることがあれば、すごくそこばかり考えてしまい、また自分と違う(納得できない)考えを中々受け入れることができません。清濁併せ呑むような人になりたいものの、自分の度量の狭さ故、本当に小さな人間でいます。
そういう意味でも対人より、まずは読書でこの辺をクリアにしていくことが今の自分に必要なのでは?と感じました。
対話力、コミュニケーション力の向上。
私は、そのために本を読みたいと思っていたところがあるので、このように書かれていたら「やはり読書に この効果はあるよね」と少し自分の考えが肯定されたような気持ちでうれしくなりました。
また斎藤氏が本に対して持っている愛情に対して、なんとも親しみと好感を持ちました。
自分が読み終えた本を売ってしまわないなども共感できるのですが、 読書をスポーツ的に捉えた発想も面白かったのですし、何より 意外だったのが
"著者が自分ひとりに向かって直接語りかけてくれているように感じながら読むことにしている。高い才能を持った人間が、大変な努力をして勉強をし、ようやく到達した認識を、二人きりで自分に丁寧に話してくれるのだ"
という考え方です。
なるほど!そういう発想があったか!と私の中では、なんだか目から鱗のような一文でした。
そう思うと本の値段というのは決して高くなく、また本を読んでいる時間がとても極上な時間に感じられるように思いました。
この本では、100冊読破を目標しているところもあります。100冊となると 月2冊で4年、月4冊だと2年かかるようです。
先は遠いように感じもしますが、読書を続けていくことは自分にとっても、とても良いものだと思うので斎藤氏が最後の方に書いているお薦め100冊を目指して本を読んでいこうと思います。
まずはそこから・・・Try Everything!